前回の気ままな旅【上野原編】で腰を痛めて…と書いてあって、その後順調に治っていたはずがまただめになり、今回は結構重症な感じのすずき淳です。
まさかの富士ヒル不参加??
#24kmのヒルクライムには耐えられそうにない 💧
さてさて、色々とツーリング記事などでも取り上げられているのでご存知の方も多いであろう 『御荷鉾スーパー林道』の舗装路の一部を走ってきました!
僕は高校2年生の頃にランドナーを買ってから自転車にハマり、サイスポのツーリング記事を読むのが楽しみで、毎月サイスポが出るのが待ち遠しくてしょうがなかった思い出がある。
ガチなランドナー乗りではなかったのでハードなツーリングは行かなかったんだけど、それでも記事の中にたまに見つける「スーパー林道」の文字に心が踊ったものだった。
なんかえらく砂利道が続くイメージだった気がする(実際はどうだったか覚えてない…)
まぁそんなイメージを引きずりつつの『スーパー林道』
ふと出発の2~3日前になぜかその文字が頭の中に浮かび、てっきり砂利道ばかりだと思ってロードじゃちょっと厳しいかなと思ってたら、舗装路区間もあるみたいだからそれでは今回は舗装路のみでと行ってきました。
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いつも通り途中までは車移動で、今回は鬼石町に駐車して。
鬼石から神流川沿いの国道462号線を上野村の方へ向かい、川の駅上野の先から峠に入り展望台を周ってまた462号線に戻ってくる約100kmのルート。
スタート後から神流湖までは上りで、下久保ダムを遠目に見て神流湖にたどり着く。
神流湖といえば立川のクラブランでイベント的に年に数回来ていた場所で、立川から往復約180km。
当時は走るのに一生懸命で、神流湖の記憶といえば上りきったところの食堂。
そこで食事してすぐに折り返すのでそこしか覚えてなかった。
今回はゆっくりと景色見ながらなので、何十年経ってか初めてゆっくりと湖を眺めた感じ。
エメラルドグリーンな湖面と、水量が少し少ないため茶色の斜面も見えるダム湖らしい風景は、思っていたよりずっときれいな景色で、昔もこんなにきれいだったのかなと思いを馳せる。
よくよく考えてみると秩父から志賀坂峠などを上がって神流湖に来ることはあれど、神流湖から上野村に向かって進むのは初めてな気がする。
上野村に向かっては徐々に徐々にと上っていく道。
途中鯉のぼりが有名な神流町、そして道の駅を過ぎ、淡々と進んでいくのだが、神流川沿いに進むこの道は、道幅もしっかりあり、車少なく路面も良く、とても走りやすくて(平日ということもあり)めちゃ快適。
「川の駅上野」を通り過ぎてから45号線で峠道へと入り、途中から塩之沢峠に向かい、頂上のトンネル手前から右折してスーパー林道に入る。
更に手前を左折するとこのスーパー林道は大仁田を通り南牧村まで通っているようで、神流湖からの全長は約67kmらしい、すごいなこれは。
林道に入ると思ったより勾配が緩くてリズムよく走れ気持ちがいい。
朝方晴れていたのが途中より雲が多くなったのが残念だが、それはそれで雲によって織りなされる景色もまた良いもの。
そしててっきり道の途中に展望台があるのかと思って走っていたら、―展望台はこちら―の看板がありそこから展望台まではひと上り。
上ってみれば写真で見た通りの風景が広がり、
展望台ではカフェタイムしている先客もありだったので、
写真を撮ってちょっと休憩してから緑の中を八倉峠へ向かう。
八倉峠からスーパー林道は砂利道となり、行ってみようかとちょっと走ってみるが、昨日付けたばかりのロードチューブレス(普段はクリンチャー)にスペアチューブ1本持っているだけだったので流石にやめておいたほうが無難だろうと引き返して462号線に向かって下った。
(林道の写真撮り忘れた…)
上りの勾配が思ったより緩かったので下りもそんなもんだろうと思っていたら、国道まで一直線に下るため勾配きつくそしてテクニカルな下りだった。
それにしてもDISCブレーキと28Cタイヤでの下りは本当に楽チンで、安心して下れる分ついついスピードも出てしまうのでやはり集中して注意しながら下りも楽しんだ。
国道に出てからは、もう真っ直ぐ帰っちゃおうかと思ったけどお腹も空いてきた。
行きに食事できそうなお店を見た記憶がほとんど無く、道の駅もスルーしてしまったので補給食で済ませようかと自販機で休んで少し走ったら出てきたうどん屋さん
もう迷わずin
おばあちゃん一人でやってるお店に、お客さんは皆地元の人、そして話題は地元のことだったり家族のことだったりで、そんな話を小耳に挟みながら田舎の現状をちょっと垣間見た感じ。
おばあちゃんはおばあちゃんで、今日は忙しくてさとか、さっきうどん落としちゃってそれはあたしが後で食べるんだとか、勝手に喋ってるのが楽しくてのどかなランチタイムだった。
このまま来た道を帰るのもつまらないので、神流湖に出る前にいっちょ上って会場鬼石線で帰ることにした。
国道から林道にきゅっと上がって曲がる時にガチャっと変速したら、バタバタガサガサとすごい勢いで大きな鹿が2頭目の前を走り去っていった。お互いに不意打ちくらってちょーびっくりな瞬間。
この入った林道は魅力的な勾配で、子ノ権現を彷彿させる20%近くあるガチな坂道にしびれた。
#写真で勾配を表すのは難しい
そんなこんなで最後にご褒美の坂をクリアしたら、後はスタート地点まで下って今日のライドは終了~
いつかはこのスーパー林道の全線を走破したいものだ。
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今回のお供は新製品の『PIRELLI P ZERO Race RS TLR』 でした
とても快適!
ではまた!!