どうも、こんな状況ですので休日は映画観賞や読書が捗って仕方がないNAOです。
#練習をしろ
さて、コロナの影響でZWIFTといったバーチャルライド界隈が非常に盛り上がってますね。
僕も最近はじめましたが激ハマリ中です。
ZWIFTユーザーの多くがダイレクトドライブ式のスマートトレーナーを使っていると思います。
タイヤは減らないし、ブレーキもしないから、ランニングコストも抑えられてて良いのですが。。(良いのか?)
一方、チェーンは猛スピードで摩耗してるはずです。
そう、チェーンって消耗品なんですよ。
これ、意外と知られていないのか、お店にメンテナンスで持ってくる方の多くがチェーンの交換時期だったりします。
中にはチェーンの交換時期をとっくに過ぎている人も。。。
おそらく自転車のパーツの中で交換ペースの速いパーツNO.1じゃないでしょうか。
特に、屋外を走るよりも室内ローラーの方が負荷が掛かり続けているのでチェーンの摩耗も早いはずです。
毎日乗る人なんかは1~3か月に一度のペースで交換が必要かもしれません。
一番多くの方が使っているであろうシマノ
11速用に関しては105、アルテグラ、デュラエースの3種類あります。
ざっくり説明すると、、105はチェーンのインナープレートのみ「SIL-TEC」といった超低摩擦表面処理がしてあり、アルテグラにはインナープレートとアウタープレートの両方にSIL-TEC加工が施してあります。重量はどちらも同じです。(メーカー公表値で257g)
デュラエースは中空ピンを使用して軽量化しているのと、インナー、アウタープレート、ピンにSIL-TEC加工が施されています。
とはいえ、SIL-TEC加工の抵抗の具合なんて乗ってしまえば体感できません。それよりもちゃんとチェーンに注油してあるかどうかの方がよっぽど重要です。
ただ、少しでも重量・抵抗が軽いチェーンが欲しいなんて方にはデュラエースをおすすめします。
これはメカニックとしての肌感覚でしかありませんが、雨天走行や洗車後の錆びるまでのスピードは105よりもデュラエースの方が圧倒的に遅いです。そんな気がします。
そこではSIL-TECのコーティングを実感できます。
あとは、105よりもデュラエースの方が少しだけ耐久性高いです。そんな気がします。
これはもしかしたら気のせいかもしれませんが。。。
そこそこ重要な情報を一つ。
5月上旬よりシマノ11速用のデュラエースグレードのチェーンが大幅に値上がりします。
詳しくは忘れましたが、15%近く値上がりするので税込だと7,000円くらいになるわけです。ひじょーに高いですね。
チェーンは消耗品なんでストックはあっても良いかもしれませんね。。
※大幅な値上げはデュラグレードのみです。
各社出してる『チェーンチェッカー』も一人一つは持っておいても良いかも知れませんね。
超簡易的な差し込むだけのタイプ(左)とダイヤル式(右)があります。
僕は右の物を使用してますが、価格もそれほど大差無いのでダイヤル式をおすすめしておきます。
交換時期は、シマノ11速用であれば3000~5000kmといったところでしょうか。(カンパニョーロはシマノの倍くらい)
倍近く違いますが、これはコンディションやチェーンのグレードによります。
やっぱし汚い状態でしっかりと注油されていないチェーンは摩耗も早いです。逆もしかり。
長くなりましたが最後に、、
チェーンが摩耗した状態でずっと乗ってしまうとスプロケットやチェーンリングといった比較的高価なパーツの摩耗も早めてしまい、いざチェーンを交換するタイミングで一緒に交換しなければいけないという、なかなかにお金の掛かる作業になってしまうので、チェーン交換はこまめにすることをお勧めします。
お店のスタッフにご相談頂ければ、チェーンの摩耗具合などは無償でみるのでお声掛けください。
以上、チェーンのお話でした。
NAO