チェーンは消耗品

2020年4月14日

どうも、こんな状況ですので休日は映画観賞や読書が捗って仕方がないNAOです。

#練習をしろ

 

さて、コロナの影響でZWIFTといったバーチャルライド界隈が非常に盛り上がってますね。

僕も最近はじめましたが激ハマリ中です。

 

 

ZWIFTユーザーの多くがダイレクトドライブ式のスマートトレーナーを使っていると思います。

タイヤは減らないし、ブレーキもしないから、ランニングコストも抑えられてて良いのですが。。(良いのか?)

一方、チェーンは猛スピードで摩耗してるはずです。

 

そう、チェーンって消耗品なんですよ。

 

これ、意外と知られていないのか、お店にメンテナンスで持ってくる方の多くがチェーンの交換時期だったりします。

中にはチェーンの交換時期をとっくに過ぎている人も。。。

 

おそらく自転車のパーツの中で交換ペースの速いパーツNO.1じゃないでしょうか。

 

特に、屋外を走るよりも室内ローラーの方が負荷が掛かり続けているのでチェーンの摩耗も早いはずです。

毎日乗る人なんかは1~3か月に一度のペースで交換が必要かもしれません。

一番多くの方が使っているであろうシマノ

 

11速用に関しては105アルテグラデュラエースの3種類あります。

 

ざっくり説明すると、、105はチェーンのインナープレートのみ「SIL-TEC」といった超低摩擦表面処理がしてあり、アルテグラにはインナープレートとアウタープレートの両方にSIL-TEC加工が施してあります。重量はどちらも同じです。(メーカー公表値で257g)

 

デュラエースは中空ピンを使用して軽量化しているのと、インナー、アウタープレート、ピンにSIL-TEC加工が施されています。

 

 

とはいえ、SIL-TEC加工の抵抗の具合なんて乗ってしまえば体感できません。それよりもちゃんとチェーンに注油してあるかどうかの方がよっぽど重要です。

ただ、少しでも重量・抵抗が軽いチェーンが欲しいなんて方にはデュラエースをおすすめします。

 

 

これはメカニックとしての肌感覚でしかありませんが、雨天走行や洗車後の錆びるまでのスピードは105よりもデュラエースの方が圧倒的に遅いです。そんな気がします。

そこではSIL-TECのコーティングを実感できます。

 

 

あとは、105よりもデュラエースの方が少しだけ耐久性高いです。そんな気がします。

これはもしかしたら気のせいかもしれませんが。。。

 

 

そこそこ重要な情報を一つ。

5月上旬よりシマノ11速用のデュラエースグレードのチェーンが大幅に値上がりします。

詳しくは忘れましたが、15%近く値上がりするので税込だと7,000円くらいになるわけです。ひじょーに高いですね。

 

チェーンは消耗品なんでストックはあっても良いかもしれませんね。。

※大幅な値上げはデュラグレードのみです。

 

各社出してる『チェーンチェッカー』も一人一つは持っておいても良いかも知れませんね。

 

超簡易的な差し込むだけのタイプ(左)ダイヤル式(右)があります。

僕は右の物を使用してますが、価格もそれほど大差無いのでダイヤル式をおすすめしておきます。

 

 

交換時期は、シマノ11速用であれば3000~5000kmといったところでしょうか。(カンパニョーロはシマノの倍くらい)

倍近く違いますが、これはコンディションやチェーンのグレードによります。

やっぱし汚い状態でしっかりと注油されていないチェーンは摩耗も早いです。逆もしかり。

 

 

長くなりましたが最後に、、

チェーンが摩耗した状態でずっと乗ってしまうとスプロケットやチェーンリングといった比較的高価なパーツの摩耗も早めてしまい、いざチェーンを交換するタイミングで一緒に交換しなければいけないという、なかなかにお金の掛かる作業になってしまうので、チェーン交換はこまめにすることをお勧めします。

 

 

お店のスタッフにご相談頂ければ、チェーンの摩耗具合などは無償でみるのでお声掛けください。

以上、チェーンのお話でした。

 

NAO