最近すこし真面目に乗り込みはじめたのでフィットネススコアが85とメキメキ走れる様になってきているメカニックオバタ～です。

 

自転車屋のお仕事、メカニックのお仕事とはなんだろうと考えたりしているんところです。

 

素早く異変に気付くか、見たり触ったりして違和感を感じるかにつきると感じたりしています。

 

これなんかもお客様から相談あったのですが、ホイールはMAVIC・R-SYSの前輪で横振れは取れているのに凄い縦振れがあり。

 

R-SYSはカーボンパイプのスポークでなんで振れ取りではリニアにリムが動いてくれるのでこの縦振れは？スポークに何か問題おきてなければこの状態にはならないなと予想していました。

 

お客様がホイールをお持ちになって見てみたところ縦ブレの頂点部分のスポークにやはり異変が！

 

こんな状態、縦ブレ箇所

分かりますか？

 

比べると分かりやすい？

アルミニップルに接着されているカーボンスポークが3mmほど抜けてきていました。

この症状は初見でしたね。

 

予想としては折れてたりするんだろうなと思ってましたが、こんな新たなケーススタディを積むことで少しづつ作業のスピード、対応のスピードが地味に上がっていきます。

 

そんな日々勉強な自転車屋のお仕事です。

 

 

■さらに今日の出来事

 

お客様は気づかずに乗っていたのですが！

調整メンテで持ち込みされたバイクでもこんなことがありました。

 

お使いの方も多いかもしれないフィジークのアリオネサドル

サドルの真ん中に違和感が！

アップにすると！分りますか？ちょっと内綿が見えてきてたり

裏をのぞくとベースにクラックが入っていました

乗り心地をよくするためのウイングフレックス部分からのクラックでした

 

まあ2年前後の使用との事でしっかり乗る方なので、完全にサドルが折れてお尻噛みつかれる前で良かった！と新しいサドルを購入してもらい、同じポジションにサドルをセッティングして帰ってもらいました。

 

お客様の楽しい自転車生活の少しでもお力になれれば幸せです！

 

そんなメカニックオバタ～でした。