今注目のワイヤー式Disc Brake 『EQUAL』を使い始めて300km強乗った。
こんにちは、すずきJunです
ロードバイクで普通に走っている時にブレーキをかける頻度はそんなに高くないので、
そうするとあたりが出るのも時間かかるし、何よりもしっかりしたインプレにならない。
なので意識的に山方面へのライドをしてみたら、結果半強制山岳ライドとなり、おかげで少し走れるようになったという二次的効果もあったり。
様々な下りを走り、雨に降られたりしたときもあったりで、
とりあえずは一通りのシチュエーションは試せたのではないかと思う。
今回使用しているブレーキレバーはRED AXS E-Tap
グロータックさんの方ではシマノのレバーでの仕様を想定しているのではないかと思うがとりあえず今まで使っているこれで。
ローターはフロント160mm、リア140mm
まずはデュラのローターを使用、体重56kg。
このブレーキは、ブレーキフィーリングも調整できるので、まずは『基準位置』でメカに組んでもらう。
レバータッチはすこぶる良い。
引きも軽く、ほんとにそろーりとレバーを引くとワイヤーを引いている感じはするが、
普通にスパッとかけると油圧ブレーキと何ら遜色ないタッチ。
僕個人的には油圧の少しねとっとした感じより、前に使っていたリムブレーキのタッチに少し近いのではと思ってる。
まずほんとに一番最初にちょっと乗った印象は、正直思ったより効かない。
そりゃあたりもでてないし当然なんだが、期待値がめちゃ高かったのでそんな印象だった。
そしてこの状態で80kmほどライドした。
ディスクブレーキは馴染みが出てから(あたりがでる)本領発揮になるが、実際の走行ではあたりの出ていないこの状態でも普通に良い感じ。
ただ最後のぎゅっとくる制動力が甘かったので、早速『制動力を強くする』セッティングにしてもらう。
そのセッティングにしてから本格山岳コースへ。
走りながらどんどん感じも良くなり、この制動力を強くした状態でのフィーリングは個人的にとても良かった。
ちょっと効きすぎる感はあるが、路面状況の良くない急坂の下りではこれくらいの制動力があったほうが安心。
急ブレーキをかけた後にローターの熱膨張でパッドとローターがこすれるが(しばらくすると直る)これはディスクブレーキ全般のことなので問題なし。
最初はリムブレーキの感覚とは違うので、どれくらいでタイヤがスリップするのかなどつかめないが、慣れてくるとブレーキコントロールの感覚も分かってくる。
総じてブレーキの安定感が高く絶対的な制動力が高いので、レバータッチでのブレーキコントロールの幅が広い。
今後はこれで制動力を基準値に戻して走ったり、フロントのローターを140mmにして走ったりして自分なりの良いセッティングを見つけていくようにしようと思う。
今後はこれで制動力を基準値に戻して走ったり、フロントのローターを140mmにして走ったりして自分なりの良いセッティングを見つけていくようにしようと思う。
まぁ実際にあたりがでていい感じになったのはどれくらい走ってからだろうか。
走っているうちに自然にいい感じになっていった気がする。
最初にも書いたが、普通に走っている分では僕の住んでいる八王子では信号や交差点の一時停止の停車が一番多く、そこまでブレーキをきつくもかけないし、頻度も高くない。
早くいい感じにするにはやはり山に行って上って下ってを繰り返すのがいいのだろう。
あと他のディスクブレーキにも言えることだが、やはりブレーキパッドの減りは早い。
ワイヤー式のディスクブレーキは場合は油圧と違い、ブレーキパッドが減るとワイヤーの引きも甘くなるので、都度調整が必要ですね。
最初なのでワイヤーの初期伸びも関係していると思うけど、実際ハードに乗った後はちょっとづつ調整してます。
このワイヤーの引き代調整は、乗りながらの微調整は出来ないが、結構簡単に出来るのでここも問題ないと思う。
(購入者の方にはしっかりレクチャーします)
また専用のワイヤーの出来も良い(フル内装のワイヤールーティンはきついかも???)
あとブルベやレース時のコースや天候によっては途中で調整も必要になるかもなと思った。レースでは途中で調整できないのでスタート前にちょっとブレーキタッチキツめにしておくとか多分工夫が必要な気がする。
とにかく制動力に関しては油圧と全く遜色ないし、一つの大きな選択肢が増えたのはとても喜ばしいことですね。
ほんと気に入って使ってますよ!
これからちょくちょく手を加えていくので、またインプレしますね。
あと僕の自転車がお店に置いてあるときは試乗も出来るので、お気軽にお声がけください!
実際組立てたのは僕ではないので、そのあたりはまたメカの方でブログ書いてもらいましょう~