気ままな旅『山伏峠、そして秩父へ』

2022年11月3日

 

ツールド沖縄が近づいてまいりました。皆さん準備は万全ですか?整備等心配なことは早めにご相談ください!こんにちは、すずき淳です。

 

 

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先日クラブ員さんがフェイスブックに載せていた写真を見て、あーここ行ってみたいなぁと思ったら秩父だったので早速足を延ばしてきました。

 

 

最近は秩父方面といえば、秩父鉄道よりこちら側(芦ヶ久保とか奥武蔵とか)しか走ってなくて、秩父鉄道を越して小鹿野方面は本当に久しぶりだからとても楽しみ。

 

 

家を出たのは7時前、予報では秋晴れ日中20℃くらいになりそうだが八王子の朝はまだ寒い。

 

ウェアーの選択が難しい季節ですけど、レーパン&レッグウォマー、冬用半袖のアンダーに長袖ジャージ、そしてウィンドベストを羽織った出で立ちで、あと薄手の長指グローブと半指グローブを持って、サプリ積んで準備OK。

 

ここ数年この時期からウィンターシーズン通してベストがめちゃめちゃ便利で、薄手のウィンドブレーカータイプ、少し厚めの前面防風で後ろメッシュ、そして防風中綿入りと気がついたら3種類も揃えてしまった。

 

 

さて、八王子から秩父だと五日市を経由して青梅方面に向かい、名栗、山伏峠、秩父のルートが定番。

 

まず秋川街道から小峰トンネル、五日市を経由して梅ケ谷峠を越え、吉野街道に出てからコンビニで朝食をとった。

 

一人サイクリングで朝7時より前に出る時は、朝食取らずに通勤の車が少ないうちになるべく郊外まで走って行って、交通量が少なくなるあたりまで行ってから食べることにしている。家で朝食食べるとついついゆっくりしちゃうんですよ。

 

コンビニを後にしてから軍畑から小沢峠を越えていくが、梅ヶ谷もそうだったが路面が結構濡れていた。そういえば昨夜はぽつりぽつりときていたから、山の方ではしっかり降ったのかもしれない。

 

ウェットな路面の下りは慎重に走りたいので、頂上で後ろに車が来そうな時は先に行ってもらってゆっくり下るようにしているのです。#安全運転

 

 

小沢峠を越えれば、道幅も広く、車少なく走りやすい名栗の道(青梅秩父線)ですね。飯能からつながっているこの道は本当に走りやすいのでサイクリストも沢山です。

あとトイレも多くて、行きも帰りも安心なんですよね。

 

 

そのまま進むと山伏峠。

 

 

長さは5km弱で所々勾配も緩くなるのでうまくペース配分すると走りやすい峠です。

 

また景色の変化も楽しめる道だったりします(苦しい時はそれどころではない?…)

 

 

そして山伏峠を越えればそこは秩父。

 

今回行きたかったところはミューズパークという場所から見る景色。

 

初めて知ったミューズパーク。

調べてみたらこの公園ものすごくデカくて、様々な施設やアトラクションあり、そして今はイチョウや紅葉がとても綺麗。

 

側道を走っている間ず~ときれいなイチョウ並木が続いていました。

 

平日なのにやたら車が多いのは納得。

 

 

 

 

そしてここ雲海スポットらしく、10時半ころでも秩父の街並みの上に薄っすらと雲がかかっているさまはここならではの景色なんでしょう。

すごい時は一面雲の海らしい。

 

 

 

しばらく景色を眺めたところでこれで今日の目的は達成したと満足。

そこそこ距離も走ったのでじゃあ戻るか、と思ったがここまで来てそのまま戻るのは面白くない。

ちょっとだけ遠回りしようかと秩父荒川線を三峰方面へ向かってみた。

 

のどかな道を進むとそば屋さんがあり、腹も減ってきていたのでまよわずに入った。

 

囲炉裏を囲むテーブルでそこから見える景色は田舎の秋景色。心地よくてもう帰るのが面倒くさくなった。

 

 

とは言え走って帰らねばならんから重い腰を上げる。

 

添えられていた梅干しがすごく美味しく、同じもを売っていたのでおみやで持ち帰り。

梅、塩、しその素朴な梅干し。

 

 

 

梅干しも素朴だし風景も素朴。

 

 

 

帰りもまずは山伏を越えないといけないのだが、秩父から山伏峠まで上り勾配が10数キロ続くが緩い勾配なので気持ちはとても楽ちん。

 

正丸トンネルまでは交通量多く気をつかうが、そこから道をそれると車は全く来なくなり走りやすい林道となる。

 

下りは道幅が広くなったり狭くなったり、そして大型も通るので気を抜かずに安全走行を心がける。

 

 

八王子に向かうにはさらにもうちょっと上らなければならない。

行きに通った小沢峠か、その先の山王峠か、はたまた飯能方面周っていくか、の選択肢のうち帰路はいつも決まって山王峠。

 

疲れた脚にはこたえる勾配だが、距離が短いので我慢の一踏ん張り。

 

あとは交通量も多くなり、先程の田舎道は夢のよう。

 

それでも今日の青空と道と景色は心に残るからサイクリングはやめられない。